介護によるうつや引きこもりはあるか
介護業界は常に特殊な業界であり、特殊な仕事をすることが多い。主な業務として挙げられるのは、障害者や老人などの介護を行うことだが、利用者の自宅に訪問してホームヘルパーとして働くこともある。しかし、離職率が多いと言うことが問題視されつつある。これは、職場によって変わってくるが、原因として極端に長い時間外労働であったり、給料が安かったりすることが問題として挙げられるのである。また、若者の離職率が特に増えてきている理由として、自分が理想としていた業界と現実の業界とのギャップを感じてしまい、やめてしまうこともある。そして、仕事を続けていくことによって、うつや引きこもりなるというケースも少なくない。これは、極端に長い労働時間とルーティン作業が多いということが理由として挙げられるのだが、特殊な仕事だからこそこのようなことが起こるのである。体を壊す前に休養を取ることが必要で、適正な休養を取ればうつや引きこもりを防ぐことができるだろう。
介護業界に転職する人が多いのも、資格を取得することなく業界に転職できるからであるが、うつや引きこもりに関しては中年に多い傾向にある。転職先で、自分が想像していた以上の仕事量をこなさなければならない状況に陥ってしまい、実際にこなすことができずに上司などから圧力をかけられ、うつや引きこもりになってしまうというパターンである。そうなると、負のスパイラルが出来上がってしまうために、限界が来る前に介護業界から抜け出すことも考えておく必要があるだろう。